アンダーカバー
Name |
デザイナー |
メーカー |
プレイ人数 |
プレイ時間(分) |
対象年齢 |
和訳 |
Heimlich & Co. |
Wolfgang Kramer |
Ragensburger |
2-7 |
45 |
8-99 |
Web |
1987年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作品です。
この年のオリジナルバージョンと、2001年のリメイク版があります。
オリジナル版はリメイクに比べるとイラストにユーモアがあふれていて、
コレクションに加えたくなるような作品です。
プレーヤーはスパイとなって、他の人に悟られないようにできるだけ
沢山の重要機密を探します。
まず、自分の色を他の人に分からないように決めます。ボード中央には
スパイがめぐる館が描かれており、それぞれに数字が記されています。
この数字はその館にある機密情報の数を表します。
プレーヤーはさいころを振って、出た目の数だけスパイを動かし館から
館へ移動させます。
誰かが金庫のある館にとまったら、得点計算が起こります。
機密情報をスパイたちは、自分が今いる館の数字だけ機密情報を獲得します。
ここでポイントとなるのは、"どの色のスパイ"でも動かすことができる
ということです。また、動かす数がトータルで目の数になるように、
複数のスパイを組み合わせて動かすこともできます。
例えば、5が出たら、赤色のスパイを2動かし、青色のスパイを3動かす、
というようなことができます。
高得点を得るには、自分のスパイを高得点の館に移動させ、別のスパイを
金庫のある館に移動させて得点計算にもちこめばよいのですが、
これでは自分がどの色のスパイなのかばれてしまいます。
館の中には廃墟もあり、そこでは得点がマイナスになってしまうので、
正体がばれると機密情報を奪われてしまいます。
うまく他のプレーヤーの憶測をかわしながら最終的に勝利したときの
喜びはたいへんなものです。
たいへん良くできたゲームで、小さなお子さんから大人まで
楽しめると思います。また、人数も2人からプレイできます。
大人数でのプレイとはまた違いますが、いずれもその人数なりの
ゲームが楽しめます。
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