クク
Name |
デザイナー |
メーカー |
プレイ人数 |
プレイ時間(分) |
対象年齢 |
和訳 |
Cuccu |
- |
Masenghini |
2-15 |
30 |
- |
Web |
イタリアのマセンギーニ社製の「クク」です。
国によって多少カードのセットが異なるようですが、このマセンギーニ社版は
日本に最初に伝わった「クク」とされており、そういう意味で"元祖"「クク」と
いってよいでしょう。最近の版の「クク」と変わりなくプレイして頂けます。
マセンギーニ版のカードは全部で40枚で、IからXの数字が書かれたものと、
10種類の絵札それぞれ2枚ずつによって構成されています。
ちなみにNifty版は44枚で、XIとXIIの数字カードが加わります。
グランペール版は40枚のようですので、おそらくマセンギーニ版と同じでしょう。
絵札には、宿、猫、馬、人、梟、の順にXIからXVまでの強さが示されたカードと、
強い順に、ゼロ(NULLA)、バケツ、お面、ライオン、道化の絵札があります。
もちろんゼロは1より弱くなります。
ライオンのカードはブレッシアといわれます。ブレッシアとはイタリアのロンバル
ディ州の町の名で、イタリアのライオンと呼ばれています。
カードにかかれている"格言"は、それぞれ次のような意味があります。
カードの種類 | 書かれている言葉 | 意味 |
宿 | XI FERMATEVI ALQUANTO | ここで止まる |
猫 | XII GNAO | ニャーオ |
馬 | XIII SALTA | ジャンプ |
人 | XIIII HAI PIGLIATO BRAGON | "囚われのブラゴン"を所持(おそらく花の名) |
梟 | XV CUCCO | クク(梟の鳴き声) |
ゼロ | NULLA | ゼロ |
バケツ | secchia meno di nulla | ゼロより弱い |
お面 | mascherone manco di secchia | バケツも無い |
ライオン | - | - |
道化 | MATTO | ジョーカー |
こちらも参考になさってください。
カードの説明(英語サイト)
とても美しいデザインで、カードの加工も良質なものです。
「クク」はカードの名前で、数百年前にイタリアで始まった伝統のあるゲームです。
代表的な遊び方はカンビオといって、ディール毎に1枚ずつ配られたカードで場
のチップ(ご用意下さい)を奪い合います。
運の要素が比較的大きく、ルールも簡単ですのでパーティー向きではまるゲーム
です。
ルール和訳はありませんが、インターネット上で入手可能です。
ご希望であればカンビオの日本語ルールをおつけします。
名古屋 EJF のページ
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